2021/04/12
lanケーブルには、ストレート・フラット・クロスといったタイプがあり、それぞれで役割や特徴に違いがあります。ストレートは、ルーターやスイッチングハブといった通信機器とPCなどの端末を接続する際に利用するlanケーブルで、8本ある内部端子がストレートに接続されています。基本的に一般家庭ではストレートタイプが使用されていることが多いため、ケーブル選びに迷っている場合はこのタイプを選んでおくのが無難といえます。フラットは、ケーブル部分が薄くて平らな形状をしているlanケーブルで、床や壁を伝わせたりドアなどの隙間を通したりすることが必要な際に利用されます。
クロスはPCとPCなどといった端末同士を接続する際に利用するlanケーブルで、ルーターなどの通信機器を介さず直接データをやり取りする場合に用いられます。lanケーブルを選ぶ際におさえておきたいのはカテゴリを確認しておくということで、ケーブルにはカテゴリと呼ばれる規格が複数あり、選ぶカテゴリによって通信速度に大きな違いが出てきます。カテゴリ毎にも細かな違いはありますが、何を選べばいいか分からないといった人は接続する機器の最大通信速度に対応しているカテゴリの製品を選ぶことで失敗ない買い物ができるといえます。また、利用している端末の通信速度が分からない場合、ケーブルには互換性があるのでカテゴリ6以上の製品を選べば問題なく利用していくことができます。